幼い頃、花の絵を描く時によくマーガレットをイメージしていました。
みなさんは「花を描いて♪」と言われた時、どんな花を描きますか?
マーガレットの花言葉や特徴などについて紹介します。
特徴
科名 | キク科 |
英語名 | Marguerite,Paris Daisy |
生育サイクル | 多年草 |
開花期 | 11月~5月 |
色 | 白、ピンク、黄、オレンジ、赤 など |
原産地 | カナリア諸島 |
おすすめの環境 | 暑さや寒さと雨や湿気に弱く、それぞれ対策をすれば地植えも出来るが、気候に応じて 室内で管理しやすい鉢で育てるのに適している |
栽培のコツ | 鉢植えの場合は冬は日当たりのよい室内で管理し、春から秋にかけては日当たりのよい戸外で 管理する。土の表面が乾いたらたっぷり水やりをする 地植えの場合は日当たりがよく風のあたらない場所に植える。一度根付けば水やりはほとんど 不要 いずれも水のやりすぎに注意したほうがよい |
花言葉
全体の花言葉と花の色ごとの花言葉があります。
全体 | 恋占い、真実の愛、信頼 |
白 | 秘めた愛、信頼、恋占い |
ピンク | 真実の愛 |
黄 オレンジ | 美しい容姿 |
赤 | ー(全体と同じ※) |
こんな種類も!
変わった種類のマーガレットをいくつか紹介します。
マーガレット・ストロベリーホイップ

咲き進むにつれて、花色が濃いピンクから薄いピンク、そして白に変化していくのが特徴で1株で3色楽しめる。
マーガレット・マルコロッシ

ピンポン玉のような花形をしていて、花色は最初のうちは白いが徐々にピンクに変化していく。ふんわりと愛らしい印象のちょっと変わったマーガレット。
マーガレット・モリンバ

品種改良によって比較的暑さに強く育てやすい。水やりに気を付ければ夏の暑さを乗り越えて秋に花を咲かせる。寒さには弱いので冬の管理は注意が必要である。花色が豊富で八重咲きやポンポン咲きもあり、見た目が一段と華やかなマーガレット。
マーガレット・シェリエメール

「シェリエメール」はフランス語で「最愛の母」という意味で、花は咲き進むにつれて、色・形が変化していくのが特徴。こちらも見た目が華やかなマーガレット。



同じマーガレットでも、個性豊かな種類がいろいろとあります。

...突然ですが、ちょっと気分転換などしてみませんか?
<番外編>ちょっと行った気になれるシリーズ ~カナリア諸島編~
旅行へ行きたいけれどそうそう行けないし、気分だけでも味わいたい♪、そんな方へちょっとだけ旅行気分になれる番外編をお届けします。もちろん全然行けるよ、という方もぜひご覧ください。今回はマーガレットの原産地、カナリア諸島です。

カナリア諸島は、アフリカ大陸の北西に浮かぶ、テネリフェ島、グラン・カナリア島、ランサローテ島など8つの島々からなるスペイン領の群島である。スペインの首都マドリードから南西へ約1,700km、飛行機ではマドリードからテネリフェ島まで約3時間で到着する。観光スポットが多数くあり、「大西洋のハワイ」と呼ばれ、特にヨーロッパの人々に人気の高いリゾート地である。
テネリフェ島

カナリア諸島のなかで最も大きな島であるテネリフェ島にある「テイデ国立公園」は、スペイン最高峰の火山、テイデ山(3,718m)を中心とした総面積約190㎢の国立公園である。1954年に国立公園に指定され、2007年にユネスコの世界自然遺産に登録された。山頂にはテイデ天文台があり、世界3大観測スポットの一つとなっている。
グラン・カナリア島


グラン・カナリア島にある、「カナリア諸島大聖堂」は「サンタ・アナ大聖堂」、「ラス・パルマス大聖堂」とも呼ばれている。重厚感のあるゴシック様式の聖堂で、荘厳な宗教建築で知られる。15世紀初めに建設が始まり、19世紀に完成した。
ランサローテ島

ランサローテ島のサボテン公園には1400種以上のサボテンが植えられている。公園の奥には実際にトウモロコシの粉をひくために使われていた風車がある。この島出身の芸術家、セサール・マンリケが島の景観を守るため、島内に建築物や彫刻を多数残しているが、このサボテン公園も彼の作品のひとつである。
マーガレットの原産地、カナリア諸島には他にも見どころがたくさんあり、アクティビティも充実しています。
「ちょっと行った気になれるシリーズ ~カナリア諸島編~」は以上です。
少しでも旅行気分を味わって頂けたら幸いです。

色や形にバリエーションがあり、可憐で清楚な印象のマーガレットを花束にして飾るのも素敵ですね。