オステオスペルマム、という名前に馴染みが無くても、花壇や花屋さんで何気なく目にしていて、花を見たら知ってる!という方がもしかしたら多いかもしれません。そんなオステオスペルマムについて紹介します。
特徴
科名 | キク科 |
英語名 | African Daisy |
生育サイクル | 多年草 |
開花期 | 1月~5月、9月~11月 |
色 | 赤、白、黄、ピンク、オレンジ、紫、複色など |
原産地 | 熱帯アフリカ、アラビア |
おすすめの環境 | 雨が当たりにくく、日当たりや風通し、水はけのよい場所 |
その他の特徴 | 日に当たると開花する性質を持ち、日陰や雨の日、夜間になると花を閉じる 日に当たらない環境でも花が閉じない園芸品種も増えている 別名は、「アフリカンデイジー」と呼ばれている |
栽培のコツ | 庭植えの場合、土の表面が乾いたら水やりを行う、冬は雪や霜に長く当たると枯れることが あるため、ビニールやウッドチップ、腐葉土などで根元を覆ったり、不織布で株をカバー したりして、霜よけを行うとよい 鉢植えの場合、土の表面が乾いたら水やりを行い、冬は霜の当たらない軒下などに移動 させて、水やりは少なめに行う 夏の高温多湿に弱いため、半日蔭で西日が当たらない場所で育てると、花を長く楽しめる 夏場以外は日当たりのよい場所で管理する 開花すると次々に花を咲かせるため、開花後は花がら摘みをまめに行うとよい 夏の多湿、冬の霜などに備えて、それぞれの開花期が終わった頃に切り戻しを行うとよい |
花言葉
オステオスペルマムの花言葉は、「元気」、「無邪気」、「変わらぬ愛」、「ほのかな喜び」です。
種類
オステオスペルマムの品種をいくつか紹介します。
アキラ
花色は黄色、ピンク色、赤色、黄色系など。花径は6cmほど。種から栽培できる品種で、秋(9〜10月頃)に種をまいたり、苗を植えると花を長く楽しめる。

ブルーアイビューティー
花色は黄色。花芯が赤紫色なのが特徴。花芯がブルーアイ(青い瞳)に見えることから名づけられた。

ブラッシングビューティー
草丈は25~35cm。花色は黄色。花の中心部分が紫がかっているのが特徴。

サニーフィリップ
スプーン咲きで、細い筒状の花弁が個性的な品種。

ザイール・バリエガータ
花色は白色。斑入りの葉が特徴。

オステオスペルマムは、他にも様々な品種があります。

オステオスペルマムは、お手入れ次第で次々と開花して、長い間花を楽しむことができます。たくさんある花色や花姿から好みの品種を見つけて、栽培に挑戦してみるのも楽しいですね。