ガーベラの豊富な品種と花言葉

Gerbera 花図鑑
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ガーベラの花は陽気で可愛らしく、種類が豊富にあります。贈り物として花束にしたり、ガーデニングで育てたりする花々の中でも人気が高い花です。ガーベラの特徴や花言葉、種類について紹介します。

特徴

科名キク
英語名Gerbera
生育サイクル年草
開花期3月~11月(春と秋に開花することが多い)
赤、白、ピンク、黄、オレンジ、複色
原産地南アフリカ
おすすめの環境日当たりや風通しと水はけがよく、温暖肥よくな土壌を好む
その他の特徴開花期間が長く、花姿が大きく華やかなため、切り花としての人気が高い
花瓶に挿した場合の日持ちは約一週間から10日ほどが目安
花の大きさにより、「小輪(直径約3〜5cm)」「中輪(直径約7〜8cm)」「大輪(直径約10cm
以上)
」の3種類に分けられる
品種により、花の中心部分(花芯)が、白や黄色、緑色の品種は「芯白黒い品種は「芯黒
と呼ばれている
別名は「アフリカセンボンヤリ(アフリカ千本槍)、「センボンヤリ(千本槍)、「ハナグルマ
(花車)」などと呼ばれている
栽培のコツ庭植えでは、太い根が長く伸びて育つため、深く耕されて肥料が充分ほどこされた肥よくな
土壌が好ましい
だいぶ土が乾いてきたらたっぷりと水やりをする
鉢植えでは、半日以上は日光を浴びることができる場所で管理して、土が乾いたらたっぷり

と水やりをする
ガーベラは日当たりが悪いと、葉だけ茂り花が咲きにくくなる性質がある
基本的に乾燥に強いが、長雨や多湿のときは根腐れや病気が出やすくなるため注意が必要
生育の適温は10~20℃で、定期的に水やりをして肥料を与えるようにする

花言葉

全体の花言葉と花の色ごとの花言葉があります。

全体希望、常に前進
愛、挑戦
希望、律儀
ピンク熱愛、崇高美、童心にかえる
究極美、究極愛、親しみやすい
オレンジ冒険心、我慢強さ

種類

ガーベラは品種改良によって約500種類以上あり、現在も新しい品種が作られています。咲き方によって大きく6種類に分類されています。それぞれの咲き方と代表的な品種を紹介します。

一重咲き(シングル)

ガーベラの一般的な咲き方で、花の中心から外側に向かって放射状に咲く。

エンジョイ

花色はレモンイエローで、花径は10~12cmほどの大輪の品種。

半八重咲き(セミダブル)

一重咲きに比べて花弁が多く重なった咲き方で、花弁の上に小さな花弁が重なるように咲く。

ブルーアイ

花色は美しい紫色で、花の中心が黒く、個性的な雰囲気が特徴。

八重咲き(ダブル)

半八重咲きに比べてさらに花弁が多く、小さな花弁が何層にも重なるようにして咲く。豪華でボリューム感があるため、花束として使われることが多い。

トレーシー

花色は淡いピンク色で、花姿がダリアに似た品種。花弁は中心にいくほど小さく、花色が濃くなっていくのが特徴。

カール咲き

花弁の先端が筒状にくるっと巻く咲き方。

パスタポモドーロ

「ポモドーロ」とはイタリア語で「トマト」の意味で、赤色の花を咲かせる。

スパイダー咲き

糸状の細い花びらをつける咲き方。他の種類に比べてシャープな印象で、一般的なガーベラとは違った雰囲気をもつ珍しい品種。

トマホーク

花色はピンク、黄色、オレンジなどがあり、花の中心部は黒色で、花姿はひまわりに似ている。大輪の品種で存在感があり、花束の中にあると華やかになる。

イギー

花色はピンク色で、花の中心は黒色。小輪の品種でピンクと黒のコントラストが美しく、花姿に立体感がある。

イギー

ポンポン咲き

八重咲きよりもさらに花弁が重なっていて、花姿がボール状のようになる咲き方。

ヒマリア

花色は淡いピンク色で、花の中心は緑色。花姿は厚みがあり、花径が約10㎝で大輪の品種。

ガーベラは咲き方によって様々な個性があり、見る人の目を楽しませてくれます。

ガーベラは多彩な花の色や形があり、フラワーアレンジメントにしても素敵です。ガーベラをメインにして様々な花と共にアレンジメントをしてみるのも楽しいですね。