ハクビシンってどんな動物?生態と特徴について

hakubisin その他動物(大型・中型)
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ハクビシンは、名前は聞いたことがあっても、その生態まではあまり知られていないかもしれません。

可愛らしい見た目ですが、人間の生活環境に現れると、多少厄介なイメージのあるハクビシンについて、生態や特徴を紹介します。

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特徴

正式名称ハクビシン

英語名

Masked palm civet
分類食肉目 ジャコウネコ科
生息地東南アジア
体長60~65cm
体重3kg前後
性格臆病、器用、賢い
その他の特徴漢字名は「白鼻芯」
その名の通り、額から鼻先にかけて白いラインがある
鼻はピンク色(黒個体もいる)
しっぽの長さは40cmほどあり、全長は約1mになる
甘い物が好き
基本的に単独で行動することが多い
子育ての時期になると、安全な場所を求めて人家の天井裏などに住み着くこと
がある
寿命は野生下では7~10年、飼育下では20年以上生きることもある
チャームポイントフサフサした被毛、丸い目
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ハクビシン
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眠たいハクビシン

日本国内で見かけたら

ハクビシンは、日本のほぼ全域に生息していて、山間部だけでなく、市街地でも見かけることがあります。

木登りが得意で、電柱も難なく登り、長い尻尾でバランスを取りながら、電線の上を器用に歩いたりします。電線や樹木などをつたって人家の天井裏に入り、住み着いてしまうこともあります。

また、食料を求めて畑を荒らすこともあります。

もしハクビシンに遭遇した場合は、ケガや感染症のリスクがあるため、安易に近づいたり、触れたりしないようにしましょう。エサやりも厳禁です。

ハクビシンは、生物多様性の保全、人間社会との共生、管理を目的とした狩猟ルールなどを定めた「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)」の対象となる生物です。

法律で保護対象であるため、無許可で駆除や捕獲をすることは法律違反になる可能性があり、必要な場合は、自治体や専門業者に相談したほうが良いようです。

住宅街に現れたハクビシン

生態

ハクビシンは、夜行性で身体能力が非常に高く、高所や狭い場所でも簡単に移動することが出来ます。

被毛は、灰褐色、または黒褐色。

薄暗い場所を好むため、野性下では木の洞や岩の隙間などに営巣します。

前足、後ろ足とも指は5本で肉球があり、器用に物を掴むことが出来ます。

垂直に高くジャンプすることも出来ます。

食性

雑食性で、果物や野菜、小動物、昆虫、鳥類やその卵など、何でも食べる。甘い果物が好物。

都市部ではペットのエサや家庭菜園の野菜を食べたり、残飯やゴミを漁る姿が報告されている。

子育て

年に1度、3~8月頃に繁殖が行われて、妊娠期間は約2ヵ月間。夏から秋にかけて2~4頭ほど出産することが多い。

子育ては雌が行い、生後間もない赤ちゃんハクビシンは、全長が約15cm、体重が100~150gほどで、被毛は濃い灰色、目は開いていない。既に鼻に白いラインがある。

生後9日ほどで目が開き、約2~3ヵ月で離乳して、1年ほどで独立する。

普段は単独行動であるが、子育ての時期になると、母親と子供達で3~5頭ほどの群れを作る。

群れで行動している間に、子供達は母親から、安全な移動方法やエサの探し方、危険回避の方法など、様々な生きる術を実践的に教わり、その後独り立ちして、それぞれが単独行動をするようになる。

ハクビシンは、市街地で見かけた際には注意が必要ですが、人を怖がる習性があるため、むやみに刺激を与えなければ危害を加えてこないと言われています。

持ち前の身体能力の高さと器用さから、様々な土地で生きていくための適応能力が高く、人間と生活圏が重なると、様々な問題が起こる場合があります。

予めハクビシンの生態を知っていると、実際に見かけた際に、落ち着いて対処できるかもしれません。