ハムスターは、小さくてモフモフで、短い手足でちょこちょこと動き回る可愛らしさが魅力です。
そんなハムスターの特徴、種類について紹介します。
特徴
正式名称 | ハムスター |
英語名 | Hamster |
分類 | 齧歯目 キヌゲネズミ亜科 |
生息地 | ヨーロッパ、中東、中央アジア、東アジアなどの乾燥地帯 |
体長 | 6~20cm(種類により異なる) |
体重 | 15~150g(種類により異なる) |
性格 | 警戒心が強い |
その他の特徴 | 夜行性で、昼間は寝ていることが多い 雄のほうが雌よりも少し大きい傾向がある 縄張り意識が強く、基本的には単独で生活する エサや巣作りのための材料などを入れるための頬袋が発達していて、最大で体の3分の1 ほどの大きさになる 野生下では、巣外で採集した食べ物を頬袋に入れて、地下にある巣まで持ち帰る 雑食性で、植物の葉や茎、木の実や果実、昆虫などを食べる エサ不足や低温状態になると「疑似冬眠」とよばれる低体温状態になるが、野性下では 冬季の食料がない時期を生き抜く手段として備えられた能力だが、飼育下ではそのまま 目覚めなくなってしまうことがあるため、室温管理(20~25℃が目安)には十分な注意が必要 逃走してしまうとなかなか見つからないことがあるため注意が必要 |
チャームポイント | つぶらな瞳、モフモフの被毛、愛嬌たっぷりな仕草 |

種類
ハムスターは、野生種が26種類ほどあるといわれています。
ペットとして人気が高い種類をいくつか紹介します。
ゴールデンハムスター
主な生息地は、シリア、レバノン、イスラエルなど。体長は15~20cm、体重は約150g。
性格は、人に懐きやすく、穏やか。
別名は、「シリアンハムスター」と呼ばれている。
ペットとして人気が高く、ハムスターの代表的な種類。

キンクマハムスター
ゴールデンハムスターを品種改良した種類とされていて、被毛が単色であることが特徴。
主な生息地は、シリア、レバノン、イスラエルなど。体長は18~19cm、体重は85~150g。
耳が丸く、見た目が「金色の熊」のように見えるのが名前の由来。
性格は、人に懐きやすい。
他のハムスターに比べると縄張り意識が強いため、単独で飼育したほうがよい。

ジャンガリアンハムスター
主な生息地は、カザフスタン、シベリア、中国北西部など。体長は7~13cm、体重は30~40g。
ドワーフハムスター(小型のハムスター)の一種。
性格は、警戒心が強いが、おっとりとしていて大人しい。
別名は、「シベリアハムスター」と呼ばれている。
ゴールデンハムスターと同様に、ペットとして人気が高い。

キャンベルハムスター
主な生息地は、ロシア、モンゴル、中国など。体長は7~13cm、体重は30~40g。
ドワーフハムスター(小型のハムスター)の一種。
被毛の色の種類が豊富なことが特徴。
性格は、活発だが、非常に臆病で人に懐きにくい。時間をかけて優しく接していけば、徐々に懐いてくる。
ジャンガリアンハムスターと似ているため、区別するのが難しい場合がある。

ロボロフスキーハムスター
主な生息地は、ロシア。体長は6~7cm、体重は15~40g。
ドワーフハムスター(小型のハムスター)の一種で、ハムスターの中で最小の種類。
性格は、臆病で神経質、人に懐きにくい。可愛らしい動作を見て楽しむ、観賞用のハムスター。

ハムスターは、種類によって様々な特徴があります。

ハムスターの特徴や種類について知っておくと、もし今後飼ってみたくなり、自分に合うハムスタ―を選ぶ際に役立つかもしれません。
ほっぺをプックリさせながら食んでいるハムスターがそばにいたら、見ているだけで癒されそうですね。