ポピーは、公園や花畑などに群生して、大きめで丸みのある花が春の風景に彩りを与えてくれます。
ポピーの特徴や花言葉、種類について紹介します。
特徴
| 科名/属名 | ケシ科 ケシ属 |
| 英語名 | Poppy |
| 生育サイクル | 一年草(多年草) |
| 開花期 | 4月~7月 |
| 色 | 赤、白、黄、青、ピンク、オレンジ、複色 |
| 原産地 | ヨーロッパ |
| おすすめの環境 | 日当たりと水はけや風通しのよい場所 |
| その他の特徴 | 麻薬の原料を含む種類(ケシ)もあり、ケシは日本では栽培が禁止されている(一部の研究機関 を除く) 日本で園芸用に流通している品種は、ポピーと呼ばれていて、品種改良された安全なもの 花持ちは3~5日間ほど |
| 栽培のコツ | 庭植えは、植替え直後に土が乾いたら水やりをするが、根付いたら降雨にまかせる 鉢植えは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをする |
花言葉
全体の花言葉と花の色ごとの花言葉があります。
| 全体 | いたわり、思いやり、恋の予感、陽気で優しい |
| 赤 | 感謝、慰め、喜び |
| 白 | 眠り、忘却、推測、疑惑、我が毒 |
| 黄 | 成功、富 |
| 青 | 眠り、感謝 |
| ピンク | いたわり、思いやり、恋の予感 |
| オレンジ | いたわり、思いやり、願いをかなえて |
種類
ポピーは、世界中に60種類以上分布しています。
代表的な種類や、珍種をいくつか紹介します。
シャーレーポピー(ヒナゲシ)
ヨーロッパで自生していたヒナゲシが、イギリスのシャーレー地方で改良されて広まった園芸品種。
草丈は30~100cm。花色は赤色、白色、黄色、ピンク色、複色など。
花径は5〜7cmほど。花弁は紙のように薄く、葉にうぶ毛が生えている。
咲き方は一重咲き、または八重咲き。
開花期は5~6月の一年草。
別名は「虞美人草(グビジンソウ)」、「コクリコ」などと呼ばれている。
ガーデニングや切り花として人気がある。

アイスランドポピー(シベリアヒナゲシ)
シベリア、北極圏周辺原産。
草丈は30~50cm。花色は赤色、白色、黄色、ピンク色、オレンジ色、複色など。
花径は5〜8cmほど。花弁は紙のように薄く、葉には毛がない。
開花期は3~5月。
本来は多年草だが、日本では夏越しが難しく、一年草として扱われる。
庭植えや鉢植え以外に、切り花や押し花、ドライフラワーとしても人気がある。

オリエンタルポピー(オニゲシ)
トルコ、イラン、コーカサス地方原産。
草丈は60~100cm。花色は赤色、白色、黄色、ピンク色、オレンジ色、複色など。
花径は10〜20cmほどの大輪種。
花弁は厚みがあり、花の中心に黒い斑点がある。
開花期は5~6月の宿根草1。

珍しいポピー
上記の主なポピーのほかにも、珍しい種類があります。
パパヴェル・ルピフラグム(Papaver rupifragum)
スペイン原産。岩の割れ目に生えている。
草丈は35~45cm。花色は赤色、ピンク色、オレンジ色など。
花径は約8cm。花期は5~7月の多年草。
別名は「スパニッシュポピー(Spanish Poppy)」、「岩ケシ」と呼ばれている。
日本では流通が少ない。
パパヴェル・アトランティクム(Papaver atlanticum)
モロッコのアトラス山地原産。
草丈は30~50cm。花色は赤色、アプリコットオレンジ色。
花径は5~6cmほど。花期は5~7月の宿根草。
別名は「モロッカンポピー(Moroccan Poppy)」、「アトラスポピー(Atlas Poppy)」、「モロッコケシ」などと呼ばれている。
海外では人気があるが、日本ではまだ珍しい種類。
パパヴェル・アルピナム(Papaver alpinum)
ヨーロッパアルプス原産。標高1,200~3,000mの岩場に自生する高山植物。
草丈は15~30cmほど。花色は白色、黄色、オレンジ色。
花径は3~6cmほど。花期は5~7月の多年草。
別名は「アルパインポピー(Alpine Poppy)」、「アルプスケシ」などと呼ばれている。

ポピーは、可愛らしい花を春から夏に咲かせて、私達の目を楽しませてくれます。
暖かくなったらポピーの花畑に出かけて、色とりどりの花々を楽しんだり、春に向けて庭や鉢にポピーを植えて、自分で育ててみるのも楽しそうですね。
- 宿根草とは … 夏や冬に地上部にある花や葉や茎が枯れても、地下部は休眠状態で根の部分は生きていて、翌年再び発芽して生長する多年草の植物のこと ↩︎