マリーゴールドの魅力を解説

Marigold 花図鑑
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マリーゴールドは、街中や学校の花壇などでよく見かける花のイメージがあります。たくさん花を咲かせて、華やかな印象のマリーゴールドの種類や花言葉、魅力について紹介します。

特徴

科名キク
英語名Marigold
生育サイクル一年草(一部多年草の品種もある)
開花期4月~11
赤、白、黄、オレンジ、複色
原産地メキシコ、中央アメリカ
おすすめの環境日当たりや風通しと水はけのよい場所
その他の特徴葉や根の部分に独特の匂いがあり、害虫を遠ざける効果があるため、「コンパニオンプラン
ツ(一緒に植えることで、害虫などを寄せ付けない効果が期待できる植物)」として植えられ
ることがある
栽培のコツ庭植えは、基本的に水やりは不要だが、乾燥する日が続くようであれば、朝か夕方の涼しい
時間帯に水やりをする
鉢植えは、土の表面が乾いてきたらたっぷりと水やりをする

花言葉

全体の花言葉と花の色ごとの花言葉があります。

全体変わらぬ愛、可憐な愛情、勇者、嫉妬、絶望、悲しみ
健康
オレンジ予言

種類

マリーゴールドは、「フレンチ」、「アフリカン」、「メキシカン」の3種類に大きく分類されます。

それぞれの品種の特徴を紹介します。

フレンチ

日本で多く流通している品種。草丈は20~30cm。花色は赤色、黄色、オレンジ色。高温多湿に比較的弱く、横に広がるように生長する。一重咲きと八重咲きがあり、花径は5cmほど。30℃以上になると咲かないこともある。別名は「紅黄草(コウオウソウ)」「孔雀草(クジャクソウ)」、「万寿菊(マンジュギク)」などと呼ばれている。開花時期は4月~10月。

Marigold_French
フレンチ種

アフリカン

草丈は30~100cm。花色は黄色、オレンジ色、白色、クリーム色。ボール咲きで、花径は10cmほどの大輪の花をつけるものがよく見られる。フレンチ種よりも暑さに強く、高温でも咲く。別名は「千寿菊(センジュギク)」と呼ばれている。開花時期は7月~10月。

Marygold_African
アフリカン種

メキシカン

草丈は30~40cm。花色は黄色、オレンジ色。一重咲きで、花径は2~3cmほどのたくさんの小輪の花をつけるものがよく見られる。葉が細く、多く枝分かれして横に広がる性質をもつ。別名は「細葉孔雀草(ホソバクジャクソウ)」と呼ばれている。開花時期は5月~10月。

Marigold_Mexican
メキシカン種

その他の品種

マリーゴールドは基本的に一年草ですが、他に宿根草(しゅっこんそう)の品種もあります。

宿根草とは、夏や冬に地上部にある花や葉や茎が枯れても、地下部は休眠状態で根の部分は生きていて、翌年再び発芽して生長する多年草の植物のことをいいます。

代表的な品種を紹介します。

レモンマリーゴールド

北アメリカ原産で、アメリカのアリゾナ州南部やメキシコ北部に分布している。草丈は30~150㎝。花色は黄色。花径は3~4㎝ほど。葉にはレモンのような芳香がある。葉はハーブティー、花は切り花やエディブルフラワーとして料理に利用される。開花時期は9月~11月。

LemonMarigold
レモンマリーゴールド

マリーゴールドは品種ごとに個性的な特徴があります。

Marigold2

マリーゴールドは、花期が長く次々と花をつけて花壇に彩りを与えてくれます。複数の花色のマリーゴールドを好みの色で組み合わせて、たくさんの花を咲かせてみてはいかがでしょうか。