魅惑の花、クジャクソウの特徴と楽しみ方

kujakusou 花図鑑
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クジャクソウは、清楚で可憐な小花をたくさん咲かせて秋を彩ります。

クジャクソウの特徴や花言葉、種類について紹介します。

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特徴

科名/属名キク科 シオン属
英語名Frost aster
生育サイクル年草
開花期8月~11月
赤、白、青、紫、ピンク
原産地北アメリカ(園芸品種)
おすすめの環境日当たりと風通しの良い場所
その他の特徴名前の由来は、細長い茎からよく分枝して、たくさんの小花を咲かせる様子が、孔雀が
羽根を広げているように見えることから名付けられた
マリーゴールドや、ハルシャギク、クジャクシダにも「クジャクソウ」という別名がある
耐暑性や耐寒性が強く、育てやすい
花持ちが良く、芳香はほぼない
「短日植物1(たんじつしょくぶつ)」であるため、夜は照明が当たらない場所に置いて
育てるとよい
花壇や鉢植え、切り花やフラワーアレンジメントなどに向いている
別名は「クジャクアスター」、「宿根アスター」、「キダチコンギク(木立紺菊)」などと
呼ばれている
栽培のコツ庭植えは、根付いた後は降雨に任せて、夏場に土が乾いているようであれば水やりをする
鉢植えは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをする
草丈が高くなると枝が倒れやすいため、支柱を立てるとよい
5月~6月頃に草丈の1/3ほどに切り戻しをすると、草丈を抑えつつ脇芽が増えて、花数も
増やすことができる
乾燥を防ぐため、夏の西日は避けた方がよい
kujakusou2
クジャクソウ

花言葉

全体の花言葉と花の色ごとの花言葉があります。

全体美しい思い出、可憐、ご機嫌、悲しみ、友情、一目惚れ、飾り気のない人
いつも愉快、いつもご機嫌
一目惚れ、可憐
ピンク愛情

種類

クジャクソウとは、白孔雀とユウゼンギクとの交配種、およびシンフィオトリクム・エリコイデスとキダチコンギクの園芸種と交配種を中心とした品種群の総称です。

クジャクソウは、「宿根アスター」に属する品種群の一つで、宿根アスターと呼ばれているものは、主に「クジャクソウ」とユウゼンギクを代表とする「ミカエルマス・デージー」の品種群が中心になっています。

クジャクソウの主な種類を紹介します。

白孔雀(シロクジャク)

北アメリカ原産。クジャクソウの交配親の一つで、代表的な品種。

草丈は60~150cm。花色は白色で、心花(花序の中心部の花)は黄色。花径は約1.5㎝。

花期は10月~11月頃。一重咲きの品種。

切り花として人気がある。

流通名として、クジャクソウと呼ばれている。

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白孔雀

シンフィオトリクム・エリコイデス

北アメリカ原産。クジャクソウの交配親の一つ。

草丈は45~90cm。花色は白色、淡いピンク色で、心花は黄色。

花期は9月~11月頃。基本的に一重咲きの品種。

クリムゾンブロケード

花径は1~2㎝。クジャクソウの園芸品種。

草丈は80~150cm。花色は赤紫色、赤色。

花期は8月~11月頃。基本的に一重咲きの品種。

庭植えや鉢植え、切り花などに向いている。

kujakusou3

クジャクソウは、数多くの品種があり、品種ごとの花色や咲き方の違いなどから、個性豊かな花姿を楽しむ事が出来ます。

花持ちが良く、切り花やアレンジメントなどで可憐な雰囲気を演出することができます。

庭植えや鉢植えなどで育てて、次から次に咲く花を観察してみるのも楽しいかもしれません。

  1. 短日植物とは … 日の光が減ったことを葉が感じて、花を咲かせる植物のこと ↩︎