ジャカランダは、紫色の美しい花が密集して咲き誇り、「南半球の桜」といわれています。
ジャカランダの特徴や花言葉、種類について紹介します。
特徴
| 科名/属名 | ノウゼンカズラ科 キリモドキ属(ジャカランダ属) |
| 英語名 | Jacaranda |
| 開花期 | 5月~6月 |
| 色 | 紫、青紫、ピンク |
| 原産地 | 南米(アルゼンチン、ボリビア、パラグアイなど) |
| おすすめの環境 | 日当たりと水はけのよい場所、または明るい日陰 |
| その他の特徴 | 世界三大花木(カエンボク(火焔木)、ジャカランダ(紫雲木)、ホウオウボク(鳳凰木))の一つ 落葉樹で、2回奇数羽状複葉1の葉をもつ 花弁は5枚で、花はラッパのような形をしている 暑さに強く、寒さ(0℃以下)に弱い 受粉は基本的に昆虫媒介と考えられている 別名は「桐擬き(キリモドキ)」、「紫雲木(シウンボク)」などと呼ばれている |
| 栽培のコツ | 庭植えは、植替え直後に土が乾いたら水やりをするが、根付いたら降雨にまかせる 鉢植えは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをする |



花言葉
花言葉は、「栄光」、「名誉」です。
種類
ジャカランダは50種類ほど存在していて、南米以外では南アフリカやポルトガル、オーストラリアなど、各地に名所があります。
日本にも、宮崎県や静岡県、鹿児島県などにジャカランダを観賞できる観光名所があります。
ジャカランダの原種や園芸品種について紹介します。

ミモシフォリア(原種)
日本で最も一般的な種類。
樹高は自生地では15~20m、日本では一般的に2~5mほど。
花色は青紫色(稀に白花の品種もある)。
開花期は、日本では5~6月(南半球では春の11~12月)。
ミモシフォリア系には、以下のような園芸品種がある。
サマー・サンバ
葉にクリーム色の覆輪斑2が入る珍しい品種。
ホワイト
花色が白色の非常に珍しい品種。
カロバ(原種)
ブラジル原産。小型の品種で花がつきやすい。
樹高は自生地では3~10m、日本では一般的に10~200cm。
花色は濃紫色。開花期は5~6月。
鉢植えに向いている。
プベルラ(原種)
ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ原産。
小型の品種で花がつきやすく、カロバに近い性質をもつ。
樹高は自生地では3~10m、日本では一般的に10~200cm。
花色は淡い紫色。開花期は5~6月。
庭植えや鉢植えに向いている。
ブルーブロッサムビューイング
日本で作られた矮性の品種。
樹高は1~3m。花色は濃紫色。開花期は5~6月。
樹高が30cmくらいになると開花し始める。
庭植えや鉢植えに向いている。
ピンクエビータ
カロバとプベルラが交配親。
樹高は2~3m。花色は濃いピンク色。
開花期は5~6月と9月頃の二季咲きの種類。
鉢植えに向いていて、非常に育てやすい。
別名は「日南ピンク」と呼ばれている。
ディープスカイ
ミモシフォリアよりややコンパクトな品種。
樹高は5~6m。花色は濃い青紫色。
若木のうちから花が咲きやすい。
庭植えに向いている。

ジャカランダは、自分で鉢植えなどで苗から育てることもできますし、世界各地にある名所を訪れて花姿や樹形を愛でながら楽しむのも素敵ですね。
- 2回奇数羽状複葉とは … 葉の中央にある軸に小葉(しょうよう)が並んで一枚の葉を形成しているものを「羽状複葉(うじょうふくよう)」という。軸の先に小葉があると「奇数羽状複葉」で、無い場合は「偶数羽状複葉」に分類される。羽状複葉がさらに集まり大きな羽状複葉を構成するものがあるが、複葉した回数によって「2回羽状複葉」、「3回羽状複葉」と区別される。2回羽状複葉で奇数羽状複葉の形状の葉を「2回奇数羽状複葉」という ↩︎
- 覆輪斑(ふくりんはん)とは … 葉や花弁の縁に地色とは異なる色が現れる斑模様のこと ↩︎
