かすみ草の花束の魅力と花言葉

かすみ草 花図鑑
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かすみ草の小さく控えめな花は、花束の中で他の花々を優しく包みこんで引き立てます。生花やドライフラワーの花束にあると、可憐な存在感を発揮して彩りを与えてくれます。花束を贈る時、かすみ草があると華やかさがより印象深くなる気がします。

かすみ草の特徴や花言葉などについて紹介します。

特徴

科名ナデシコ科
英語名Baby’s breath
生育サイクル一年草・多年草
開花期5月~7月
赤、白、ピンク、青、紫
原産地ヨーロッパ、アジア
おすすめの環境日なたで水はけと風通しのいい土壌
その他の特徴別名は、「花糸撫子(ハナイトナデシコ)」、「群撫子(ムレナデシコ)」、「小米撫子(コゴメ
ナデシコ)などと呼ばれている
栽培のコツ高温多湿を嫌い、乾燥には強いため、庭植えでは水やりは必要ない
鉢植えでは月に数回、土の表面が完全に乾いたら水やりをする

花言葉

全体の花言葉と花の色ごとの花言葉があります。

全体感謝、幸福、親切、無邪気
感激
清らかな心
ピンク感激、切なる願い
清い心、無邪気
清らかな心

種類

かすみ草は品種が多く、現在125種類ほどあるといわれています。なかでも代表的な品種が、切り花として主に流通している多年草の「パニクラータ種(宿根かすみ草)」と、ガーデニングで栽培される主な品種で一年草の「エレガンス種」があります。

それぞれの品種について紹介します。

パニクラータ種(宿根かすみ草)

地中海沿岸が原産地で多年草。草丈は1m以上になることもある。花色は白色で、一重または八重咲き。苗はほとんど出回らず、種から育てることが多い。高温多湿に弱い。

名前にある「宿根(しゅっこん)」とは、「宿根草」の略で、夏や冬に地上部にある花や葉や茎が枯れても、地下部は休眠状態で根の部分は生きていて、翌年再び発芽して生長する多年草の植物のことをいう。

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エレガンス種

中央アジアやヨーロッパが原産地で一年草。草丈は約50~80cm。花色は白色やピンク色で、1.5~2cm程度の花を多数咲かせる。苗でも出回っていて、比較的育てやすい品種。

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かすみ草にも、品種ごとに様々な特徴があります。

かすみ草は引き立て役としてだけでなく、かすみ草そのものをたっぷりと花束にして部屋に飾るのも素敵です。フラワーアレンジメントをする場合にも、作品に深みを与えてくれる花の一つです。